高麗人参のオタネニンジンとは
高麗人蔘はオタネニンジンの根の部分に当たります。オタネニンジンの名前の由来については幕府の奨励が絡んでいるようです。幕府が財政悪化に悩んでいた諸藩を救うために人参の栽培を奨励しました。オタネニンジンは朝鮮や中国から運ばれてきた人参の種から栽培され、幕府から奨励されたので、御種オタネと言われたとされています。
日本に高麗人蔘が伝わってきたのは8世紀、739年といわれています。東大寺に対して人参30斤を贈ったと、渤海文王が記しているそうです。このように古くに伝わった高麗人蔘ですが、庶民の医療などに使われるようになったのは江戸時代も中期に入ってからです。よく時代劇などでも高麗人蔘が高くて手に入らないというような話がされますが、日本においても、高麗人蔘の薬効は知られていて、しかも高価なものとして扱われていたようです。
