神農本草経における高麗人参
高麗人参は古くから使われている生薬です。その為、中国最古の薬物書といわれている神農本草経という書物の中にも高麗人参は出てきます。この神農本草経では薬物を効能・効果によって上中下に分類しています。高麗人参はその中で上品に分類されて、しかも筆頭に上げられているのです。
上薬の定義としては「命を養い、不老を促し、寿命を延ばす」ことを目指して服用する薬物としています。その上品の筆頭に上げられている高麗人参が漢方薬の中で王様と言われているのも納得できます。神農本草経の後もいろいろな症状・病気に高麗人参がつかわれ、その報告から、高麗人参には7つの効能があると分かってきました。それが高麗人参七効説として後にまとめられています。
高麗人参はいろいろな症状に効く漢方ですが、効果効能にはやはり個人差があります。その点をしっかり踏まえて飲用するべきでしょう。高麗人参が古くから漢方として用いられてきたのは、それぞれに人に合わせて適切に処方され、飲用されてきたからだと思います。
