高麗人参の糖尿病への作用
糖尿病、高血糖症に高麗人参が良いといわれています。漢方薬には高麗人参の抗糖尿の働きを利用しているものがたくさんあります。名医別録という書物には竹葉石膏湯、麦門冬湯、消去渇、白虎加人参湯の大渇などが記載されています。
高麗人参の良いところは通常の血糖状態では作用せず、高血糖状態の時だけ血糖降下の作用をするところです。その上、正常血糖値よりも下げすぎる事がないそうです。高麗人参にはさらに、インスリンの生成や分泌を高める働きがあり、インスリンの分解を抑制したり、作用を強める働きもあります。
高麗人参には抗脂肪分解作用も認められています。高麗人参にはインスリンとよく似た作用を持つ成分も含まれているそうです。そのインスリン様物質といわれているものには、マンガン化合物、酸性ペプチド、アデノシン、アルボン酸、人参サポニン(G-Rb1、G-Re)などがあります。
高麗人参の血糖降下作用は、グリコーゲンの量を減らして脂肪の合成を促す事で行われます。だから経口血糖降下剤やインスリンの投与量を減らす事ができ、糖尿病にともなう症状を緩和する事ができるのです。
